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アフターコロナからの2024年トレンド!

2024.02.26CATEGORY:

新型コロナウィルスの影響で、生活スタイルや働き方が大きく変わってきました。そんなアフターコロナ時代の家づくりはどんな間取りや設備がトレンドになってきているのでしょうか。これから注文住宅を建てたい方がおさえておきたいポイントって?

■玄関のエントランス入ってすぐの手洗い器

(子供の手洗いの習慣づけやお客様も使いやすい)

■玄関から洗面所までの動線の間に、外出時の衣類や身の回り品を収納できるシューズクローク、ファミリークローゼット

(外出時に付着したウィルス等を室内に持ち込まないように)

■宅配BOXの設置

(外出を控えるために、インターネットを利用して買い物をする人が多くなり、その荷物を受け取る際、宅配業者の方との接触を控えたい)

■書斎(ワークスペース)がある間取り

(企業のテレワークの導入)

■パントリー

(感染症の拡大や災害時の食料や日用品のストック)

上記の間取り、設備はブームを経て、定着してきています。

 

アフターコロナ時代の2024年のトレンドとなりそうな間取りは・・・

□コンパクトで住みやすい家

近年建築費、資材費の上昇が続いていて、2024年以降も人件費・資材費等残念ながら下がる要素はありません。最近人気が出てきた「平屋」は住みやすく、建築面積を抑えられることで人気があります。

□可変性のある間取り

様々なライフスタイルに対応できる可変性のある間取り。

可能な限り壁や柱を少なくして、オープンな間取りにします。テレワークなどで自宅で作業をする時間が増えたため、個室に重要性を感じてしまいますが完全な個室にしてしまうと、将来的に家族の人数が増えたり減ったりしたときに大規模なリフォームが必要になります。

オープンな間取りにして、家具やパーテーションを置いたり、可動式の間仕切りを使う方が増えています。

部屋の用途を固定化しないで、家族の成長に合わせてフレキシブル変化できるように広い用途で使うことを想定した間取りがポイントです。

□サードプレイス

家の中の一角に気分転換しやすいスペースが注目されています。

小ぢんまりとした居心地のいい空間。「ヌック」「ベンチ」

費用や面積が限られている中、別のくつろぎスペースを設けます。リビング脇・窓際に設けてごろんと寝転んだり、本を読んだりと余白のあるスペースが人気です。

テレワーク時のオンとオフの切り替えをして、リフレッシュをします。そんなスペースでうまくライフワークバランスを保てる暮らしが実現します。

□バルコニーを作らない

共働きのため、昼間は外に干せない代わりに、夜洗濯をして室内干しをする方が増えています。室内干しスペースを確保して、バルコニーを作らずに、その分建築コストを下げます。ランドリールームを作りドラム式洗濯乾燥機やガス乾燥機で洗濯、乾燥をします。

□機能性住宅

ZEH(ゼッチ)とは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です。高い断熱性をベースに高効率機器等による省エネ、太陽光発電等による創エネを組み合わせてエネルギーの年間消費量をゼロにできる住宅を意味します。
住宅と省エネが切り離せない関係になっていて、「高気密・高断熱」を求める方が多かったのですが、感染症対策を考慮するとより十分な換気性能を高めたいと思う方が増えています。室内の空気を外に出し、外気を室内に取り入れるといった換気では外の気温の影響を受けてしまうので、これからは熱交換システムなどを取り入れる方が増えていくでしょう。

設備としては、断熱性能に優れたハイブリッド窓、エコキュート、断熱浴槽などは導入する方が増えています。

エネルギーの削減と快適さを同時に実現するには、断熱性の向上や設備の効率化が求められています。

□発電・蓄電

太陽光発電などでエネルギーを創り出し、創り出したエネルギーを蓄える蓄電システムなどを導入して家庭で使用される方が増えています。新築時に初期費用0円で発電システムを導入できたりするプランを用意している企業もあります。

 

コロナ禍を経て、急激に変わった生活スタイル。住宅に求めるニーズも変化して新しい住宅のトレンドが生み出されてきました。

そんなトレンドも取り入れつつ、自分たちの暮らしに合わせた家づくりしてみませんか。

アスティークは設計士も一緒にお打合せします。設計士だからこそできる間取りのトレンドをご提案させていただきます。

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