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住宅ローン減税の延長

2020.12.14CATEGORY:NEWS

これまで9月30日で終了していた住宅ローン減税ですが延長になる方向で政府が調整中とのことです。

住宅ローンの減税制度とは・・・

住宅ローンを借り入れて住宅を取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための制度です。

10年間にわたり毎年末の住宅ローン残高の1%を取得税や住民税から控除する仕組みです。

消費増税の対策で、控除期間を13年間に拡充する特例を設けました。

【主な変更点】

入居期限2020年末→2022年末

住居面積:50㎡以上→40㎡以上

→※高所得者層が投資用に購入する場合もあるため、40㎡以上50㎡未満の物件については年間取得1千万以下とする所得制限を設ける。

契約期限:2020年9月末→2021年9月末

→※中古住宅、マンションは2021年11月末

控除期間:10年間→13年間

ここで、住宅減税が延長される可能性が高くなってきたため、13年の特例減税をあきらめている方、減税のために注文住宅をやめてすぐ入居できる分譲にしようと考えている方も選択肢の幅が広がります。

ただ、あくまでもこの特例は消費税増税の影響を緩和するための特例で、すでに消費増税の影響がない期間に2年間延長されるのは極めてまれであるため、さらに延長されるのは難しいと考えられます。

13年も減税を受けられるまたとない機会であるため、購入を考えていなかった方でも住宅購入を前向きに考えてはいかがでしょうか。