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ウッドデッキを設置する際の注意点!?

2019.06.14CATEGORY:

家の外に設けるアウトドアリビングとして活用できる人気のウッドデッキ。洗濯物干し場や子どもの遊び場として実用的に利用したり、ティータイムを楽しんだり、幅広い用途が魅力です。そんなウッドデッキをさらに有効活用するためには、取り付け位置が大事。では、その位置とはどんなところでしょうか。

ウッドデッキの活用目的を明確に

さまざまな活用方法があるウッドデッキは、設置位置によって日常がさらに快適になります。そのためには、まずウッドデッキを設置する目的を検討してみましょう。

例えば、洗濯物や布団などを干す場合は日当たりの良い場所に作ることは必須ですよね。さらに洗濯機置き場からの最短動線になるような間取りだと、家事の時短にもつながります。その際には段差を設けない工夫も。大きな洗濯カゴや布団を持っていると足元が見えにくい可能性があるため、室内外の出入りをフラットにすると、安全かつ効率的です。子どもの遊び場としての活用がメインだとしたら、ママが家事をしていても目に届く位置や、庭とつなげて外からも出入りがしやすい場所をおすすめします。夏場に子ども用プールを広げるなら、水道を近くに設けたり、使い終わった道具類を干すスペースもあるといいですね。水を使用するので材質の検討も。材質や大きさは専門業者に尋ねるといいかもしれません。お客様を呼んでパーティーを開いたり、ピクニック気分でランチをしたりといった活用方法であるなら、キッチンから近い場所に設置すると料理やドリンクを運ぶのがスムーズです。

設置場所は間取りといっしょに検討

ウッドデッキの目的が明確になっていると、室内の間取りといっしょに考えることができます。人気の間取りは、リビングとひと続きにする空間。風通しが良く、日差しもふんだんに取り込め、広々とした開放的な空間になります。ソファーやパラソルなどを置くことで、プチリゾート感覚も楽しめるかもしれません。お天気のいいときは、お茶を片手に読書といった至福の時間にしても。夜はライトアップして、ちょっぴりムードのある空間を演出してもいいかもしれませんね。

最近は、家の庭側ではなく、バックヤード側にウッドデッキを取り付ける家も増えてきています。例えば、キッチン付近に取り付けたウッドデッキはゴミや庭の掃除用具置き場として重宝し、室内にゴミのニオイがこもることもなく、衛生的です。日当たりが良ければ、洗濯干し場としても使えます。また、バスルームに隣接して設置することもおすすめ。湯上がりに夜風にあたってくつろぐ、贅沢な時を過ごせそうですね。

目的によって間取りは変わりますが、その家の立地条件によっても変わってきますので、設計士など専門家に相談してみてください

ウッドデッキ設置に関しての注意点

ウッドデッキは外に設置します。隣の家や通行人などからも目に付きやすいため、プライバシー確保と防犯対策をしっかりしましょう。ウッドデッキと同じ木材でパーテーションを作ったり、植樹を植えたりといった目隠し方法もあります。家の雰囲気と合わせると、よりステキです。

そして、強い日差しを浴びやすいため、メンテナンスも怠らずに。砂や土ぼこりなど掃き出す毎日の掃除に加え、定期的な塗装といったお手入れも必要です。手間がかからないような材質選びやメンテナンス方法など、専門業者に相談するといいですね。

新築時やリフォーム時にウッドデッキの利用目的をしっかりと伝えて、理想のウッドデッキを手に入れましょう。また、将来的に必要なお手入れ方法など、アドバイスをもらうことを忘れずに行ないたいですね。